ゲームアカウント作成時のメール認証回避と匿名登録の落とし穴
オンラインゲームや各種サービスで、メールアドレスの登録は避けて通れないことが多い。しかし、本名や普段使っているメールアドレスを登録したくない、という理由で「メール認証を回避」したり「匿名登録」を試みるケースは少なくない。特に、ゲームアカウントを複数作りたい場合や、一時的な利用を想定している場合に、この手法が使われやすい。なぜメール認証回避や匿名登録が危険なのか
一見、プライバシーを守るための賢い方法のように思えるかもしれない。しかし、そこには見落としがちなセキュリティ上のリスクが潜んでいる。 例えば、ゲームアカウントを複数作成する際に、都度新しいメールアドレスを作成するのは手間がかかる。そこで、短期間で使い捨てられる「一時メールアドレス」サービスを利用する人もいるだろう。あるいは、ゲームの特典のために、普段使わないメールアドレスを登録するケースもある。 問題は、これらの方法で登録されたアカウントが、後々トラブルの原因になりうることだ。1. フィッシング詐欺の標的になりやすい
匿名登録や一時メールアドレスで作成されたアカウントは、サービス提供者側から見ると、本人確認が取りにくい「リスクの高いアカウント」と見なされることがある。そのため、悪意のある第三者からのフィッシング詐欺の標的になりやすい。 「アカウント情報が漏洩しました」「セキュリティ上の問題が発生しました」といった偽のメールが届き、それに記載されたリンクをクリックしてしまうと、不正にログイン情報が盗まれる可能性がある。GmailやYahoo! JAPAN、LINEなどの正規のサービスを装った巧妙なメールも増えているため、注意が必要だ。2. アカウント乗っ取りのリスク
メール認証を回避したり、セキュリティの低いメールアドレスで登録したりすると、パスワードのリセット機能などが悪用され、アカウントを乗っ取られるリスクが高まる。一度乗っ取られると、ゲーム内のアイテムが盗まれたり、不正利用されたりする被害に遭う可能性がある。メルカリのようなフリマアプリでも、同様の被害は報告されている。3. サービス利用規約違反
多くのオンラインゲームやサービスでは、利用規約でアカウントの複数作成や偽情報の登録を禁止している場合がある。これに違反すると、アカウントが停止されるだけでなく、最悪の場合、法的な問題に発展する可能性もゼロではない。